岐阜県JAグループ
岐阜県には7つのJA(農業協同組合)があります。JAは、農業に従事する人たちの協同組合です。相互扶助の精神に基づき、持続可能な地域農業・地域社会づくりに取り組んでいます。
JAの「食と農を基軸に地域に根ざした協同組合」という特性を活かして、①「食料・農業事業分野」②「地域・くらし事業分野」③「協同・組織運営分野」の3つの分野からSDGsの達成に貢献し、地域とともに持続可能な成長を続けてまいります。
(「岐阜県JAグループ」とは県内7つのJAと連合会の総称です)
会社名 | 岐阜県JAグループ |
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URL | https://www.ja-gifuken.jp/ |
食と農の大切さを伝える食農教育活動の実施
安心して暮らせる地域づくりをめざそうと「まめなかな(お元気ですか)?」を合言葉に県内小学校と連携して「まめなかな運動」に取り組んでいます。この運動では、大豆の栽培・収穫・加工の体験を通じて、子どもたちに食のあり方や食を支える農業・農村が持つ役割などを伝えています。2020年度は、県内小学校の半数にあたる172校で取り組んでいます。
ゴール12のターゲット12.8「自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする」の具体的な取り組みと考えています。
加工・業務用野菜の作付拡大
水田農業の担い手生産者を支援し、米以外の作物で水田を有効に活用するため、キャベツや玉ねぎなどの加工・業務用野菜の作付面積の拡大を図っています。野菜生産の実績が少ない生産者のためにJAでは、機械化体系の確立や農機レンタルの利用、大型鉄コンテナで作業を省力化するなど支援しています。
ゴール2のターゲット2.3「小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる」の具体的な取り組みと考えています。
農福連携による障がい者の就労支援
障がい者の雇用促進と安定を図るため、障がい者の雇用・求人などを行う会社や行政などと連携して障がい者の就労支援を行っているJAもあります。農作物の収穫作業を委託するなど地元で障がい者が働ける場を提供しています。
ゴール8のターゲット8.5「若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する」の具体的な取り組みと考えています。